夫婦で基準となるお金の価値観
夫婦で生活をしていく上で欠かすことが出来ない物の1つ、お金。
元々は全く別の環境で育ってきた二人が、1つ屋根の下で平和に暮らして行くためにはまず、このお金の価値観をしっかりとすりあわせる必要が有ります。
毎月自由に使えるお金はいくらくらいなのか、そもそも、そう言った計算をしたことが無いという方もおり、自分で使えるお金などの価値観事態を持っていない方も居るでしょう。
生活をして行くに辺り、余程のお金持ちでなければ、その価値観は致命的ですので、結婚する相手のお金に対する価値観をよくチェックしておくことが大切です。
例えば、二人でご飯を食べに行ったときにどんな物を注文するのか、日頃身につけて居る洋服や、自宅においてある家具などを見てみると、生活基盤が判断しやすいでしょう。
食費や日用品のレベルが大切
意外とトラブルが起きやすい部分として知られているのが、食費の部分、日用品の部分に関してです。
二人の価値観が合っていないと、この部分で生活に支障をきたし、離婚に繋がるという夫婦も多いでしょう。
例えば、お肉は絶対に牛肉が良いという旦那さんと、家計の事も考えると、鶏肉や豚肉の方が良いと考えて居る奥様のご家庭の場合。
食生活の部分は、意外とトラブルが起きやすい部分ですので、良く話合いをする必要があるでしょう。
また、トイレットペーパー1つとっても、こだわりが強い方も居ますので、多少高くても良い物を使いたいと考えている方も少なくありません。
もちろん、経済的に問題が無ければ良いのですが、少しの金額差が家計に影響を及ぼすと言う場合は、この部分もよく話合いをしないといけないでしょう。
このように、1つ1つは小さいことではありますが、積み重ねると非常に大きな価値観のずれとなりますので、しっかりと夫婦間で話合いをすることが大切です。
お金に関しての決まり事を明確に
お金に関しては、結婚後もデリケートな部分ですので、きちんと決まり事を明確に決めておきましょう。
例えば夫婦共働きの場合。
どちらが何のお金を出すのか、余った分は自分で自由に使って良いのか、毎月どの位貯金をするべきかなど、きちんと決まり事をしていく必要が有ります。
お互いに働いているので有れば特に、この部分はしっかりと決めておかないと、片方に負担が掛る可能性があるでしょう。
また、専業主婦、専業主夫など、片方が働いていると言う場合。
毎月どの位のお金が家計に必要で、貯蓄額はどうするべきか、お小遣い制にするべきかなども、きちんと話合いを行いましょう。
あまり制限をしすぎても働いている側に負担が掛りますので、出来ればある程度、自由に使えるお金を渡してあげて下さい。