ゲストの貴重な時間を頂いている
私は22歳のときに、27歳の今の主人と入籍・結婚式をしました。
結婚式をするにあたって、一番重視させてもらったのが、
「いかにゲストに喜んでもらえるか」ということです。
ゲストは、貴重な休日の時間を使っていただいて、
わざわざ出向いてくれています。しかもお祝儀も頂いていますし、
女性などはヘアメイクや着付けなど、お金もかかっています。
そんなゲストにいかに喜んでもらえるかということを常に念頭に置いて、
結婚式・披露宴の準備を進めて行きました。
その中でも私が特に気を付けたものについてピックアップします。
式場の場所
どんなゲストを招待するかによって、式場の場所は変わってきます。
地方の色々な場所から招待する場合は、駅の近くなど交通の便が良いところがいいですし、
お互いの地元から招待する場合は、中間地点など、互いに負担にならないような
距離にすることも必要です。
また、人によっては交通費を出したり、
タクシーや新幹線、飛行機などを手配してあげる必要もあるかもしれません。
そういった手配も、先方と相談した上で、積極的にしてあげると親切だと思います。
ゲストの席配置
互いに知り合いばかりの結婚式なら良いですが、
共通の友人がいないという人を呼びたいなんていうことも当然あると思います。
そういったときに、その方の周囲にどんな人を配置するかということも重要です。
人柄が良くて、積極的に周囲に話しかけたり、気遣いをしてくれそうな友人を隣の席にしたり、
事前に「隣に座る人、一人だから色々話しかけてあげてくれる?」と周囲に一言、
声をかけてあげるというのも良いと思います。
また、子連れや妊婦のゲストの方がみえたら、
すぐに退席できるような位置に配置してあげるのも親切なのではないでしょうか。
お料理
これが結婚式で最もゲストが期待していることでないでしょうか?
今は、事前に苦手なものやアレルギーのものをスタッフへ伝えておけば、
そのゲストの料理だけ変えてくれたりするので、そういった情報も
事前にわかる範囲で入手しておけるといいと思います。
また、年配の方から若い子まで幅広い世代が集う結婚式ならば、
和洋折衷の、誰もが喜んで食べてくれるようなお料理をチョイスするといいと思います。
ちなみに、お料理は決してケチってはいけません。
お料理が残念なものだと、ケチったな~という印象を持たれてしまいます。
特に結婚式によく出席されている年配の方などには、すぐにバレてしまいます。
お料理を削るのは、最終手段くらいにしておいたほうがいいです。
ゲスト参加型の披露宴
披露宴の形にもよると思いますが、披露宴の最中、
ただひたすら新郎新婦の晴れ姿を見て「綺麗ね~」と
言っているだけの式なんてつまらないと思いませんか?
ゲストの方も一緒になってなってできるようなプログラムを組むと、
印象に残る披露宴になると思います。
例としては、
・1つ1つのテーブルを新郎新婦がそばまでいって一緒に写真をとって回る
(全てのゲストと直接お話しができ、お礼が言えるのでオススメです)
・受付時にアンケートやクイズをゲストへ出し、その結果を披露宴中に回答して抽選でプレゼントを渡す
・記念日や誕生日が近いゲストに、サプライズで新郎新婦からお祝いを渡す
などなど、誰もがスポットライトを当てられるような披露宴だと、
とてもアットホームなものになり、楽しいものになると思います。
ただし、そういった形の披露宴を好まない方も当然いらっしゃると思うので、
ゲストの顔ぶれを考えて、プログラムを組むと良いと思います。どうでしょうか?
とにかく迷ったら、ゲストの目線に立って考えてみると一番良い答えが浮かぶと思います。
ゲストありきの結婚式です。
ゲストが喜ぶ顔が見れたら、それはとても素敵な結婚式になったという証拠です。
そんな結婚式ができたら、新郎新婦自身も、とても良い思い出ができていることでしょう。