結婚式の受付のマナー

友達の結婚式や、妹の結婚式に受付をした経験があります。
受付には、色々なマナーがあると思いますが、親戚だけの結婚式、友人だけの結婚式、会社の人も呼んでの結婚式など、花嫁・花婿がゲストとして迎える人のジャンルを把握しておけば、それにふさわしい最低限のマナーを心得ておけば問題ないでしょう。
友人だけの比較的アットホームな結婚式をする場合、受付は少々ドレスが派手でも大丈夫だと思います。
しかし、会社の人や親戚の人も交えての結婚式の場合は、できるだけ奇抜な色柄のドレスを避けて、着物や落ち着いた色合いの、肌の露出を控えたドレスで受付をすることが望ましいです。
男性の場合は、派手なネクタイ、派手な色のスーツを控えて、シックで落ち着いた感じのスーツを選ばれると良いかと思います。
また、受付は下を向いて作業することが多いです。
おじぎをすることも多いので、女性の方は胸もとが見えないドレスを選ぶことも大切です。
また、香水のつけすぎ、髪がまとまらずに邪魔になるようなヘアスタイルはしないようにすることも、大切なマナーになります。
そして、受付の集合時間を厳守することが、何よりも大切です。
結婚式当日はみんなバタバタしています。
受付開始が遅れると、せっかくの結婚式も最初からみんなあまり良い気持ちになれません。
結婚式の最初の顔として、受付はとても大切な存在ですので、時間厳守で、時間になったらしっかり受付ができるようにすることが大切です。
また、どんな方にも同じように笑顔で丁寧に挨拶をし、応対をすることが大切です。
お年よりが多いゲストの場合は、ゆっくりはっきり喋ることも大切な役割になります。
時々、受付をする前から酔っ払っている人を見かけますが、そんな人にも嫌な顔をせず、しっかり受付の業務をこなすようにしましょう。
ご祝儀を戴いたら、しっかりお礼を言い、サインをお願いします。
筆を渡す手の動作1つ1つを丁寧にすることも大切です。
また、会場内の席順やプロフィールが書かれた紙をゲストに手渡す時も、相手側に文字が来るようにして、しっかり両手で渡すことも大切なマナーです。
また、ご祝儀などを頂く大切なお仕事ですので、受付が終わったらご祝儀は必ず結婚式場のスタッフに集めて提出することも大切な仕事になります。
お金を預かっているという大切な責任があるので、途中退席をしたり、うろうろしたり、ゲストを話し込んだりすることはタブーです。
また、受付のお仕事が終わったら、テーブルの上の荷物を片付け、スタッフが後片付けができやすい状態にしておくことも、大人として立派なマナーです。
そして、受付が終わって、ご祝儀をスタッフに渡し、後片付けをしたら、スタッフから受付業務終了の連絡があります。
その後、受付は各自自分の披露宴会場の席に座って結婚式が始まるのを待つのですが、時々、お色直しやおしゃべりに夢中で結婚式が始まっても離席したままで帰って来ない人もいます。
受付の仕事は大変忙しいですが、時間までにしっかり終わらせて、披露宴を存分に楽しみたいですね。