結婚式も最初が肝心!
両家共に喜びがあり、ともに満足していただきたい、新郎新婦はそう考えているはずです。
これまでお世話になった両親、親類、またこの先、新たに親戚となってお世話になっていく方々に、しっかりとあいさつを行い、お披露目をする場でもあるのです。
親類同士が初めて顔を合わせるという場になりますので、お互いの家族、親類が穏やかに、良い雰囲気で対面でき、対話できるような場を設けたいものです。
結婚式は両家にとって始まりの日です。
この良き日に、両家がいい関係になれるように配慮する事も大切でしょう。
控室について
控室はただ親類が披露宴の始まるまでくつろぐ場所、というイメージではなく、ここから新郎新婦のおもてなしをはじめるという気持ちで考えると素敵な空間になります。
控室は通常、両家別室です。
新郎新婦が挨拶にいったり、家族だけの話をしたいという時にも、やはり別室の方が安心です。
結婚式はおめでたいお席、両家の親類が控室で楽しく過ごしていただくために、お酒が好きな方が多いという事なら、ウエルカムドリンクをセッティングするといいでしょう。
飲み過ぎてもよくありませんので、小さいグラスを用意し、アルコール、ソフトドリンク、またチョコレートなどのちょっとしたお菓子を置いておくと楽しめます。
親類が到着し一段落したら両家紹介を
両家の紹介がその前の結婚式時点で済んでいればいいのですが、人前結婚式などの場合、両家の顔合わせがすんでいませんので、ゲストが控室に入り落ち着いた時間を見計らい、いずれかの控室で顔合わせを行いましょう。
新郎新婦がそれぞれの親類を紹介します。
新郎新婦が時間的に紹介を出来ない場合、兄弟、いとこなどに紹介をしてもらう、また挨拶に回ってもらうようにしておくといいでしょう。
式場の方に依頼しておけば、進行役となってくれることもあります。
打合せをしておくと安心です。
両家紹介をしておくことで
お互いの親類の紹介をしておくことで、披露宴会場でお酌して周る時、親類の中のこういう人だということがお互いわかっているので、話も弾むでしょう。
全く知らない状態で披露宴が始まっても、おめでたいお席なので席を周って挨拶という事もできると思いますが、あの人は誰?と知らない状態よりも、知っている状態の方がよりアットホームな雰囲気になれます。
最初にしっかりとこうしたご挨拶、紹介を行っておくことで、しっかりしたお嫁さん、しっかりした旦那さんと印象付けることにもなります。
結婚式も最初が肝心、披露宴本番の事ばかりではなく、ゲストの方々が結婚式、披露宴を行う1日中、楽しく、朗らかに過ごせるために何が必要なのかを考えておくことも大切なことです。