招待状のマナー

気分が悪くなる招待状とは!?

結婚式の招待状のマナーについて書いてみます。
新郎新婦がゲストに送る招待状は、できるだけ派手すぎない、
シンプルだけど可愛らしい、またはエレガントな招待状であることが望ましいです。

よく、お金をケチって自分たちでプリントアウトしたものを送る人もいます。
そこに、シールをぺたぺた貼っている人もいますが、それはマナー違反だと思います。
結婚式とはそもそも大変厳かなセレモニーですので、パーティーとはまた違います。

シールではなく、スパンコールや羽根、花びらなどをあしらったものを
1つ2つ貼ってある招待状は素敵だと思います。料金をケチりたい気持ちはわかりますが、
招待状は大変正式なものなので、できれば結婚式場で作ることをおすすめします。

そして、招待状のゲストの名前や住所に間違いがないかどうか、
しっかり確認することも大切なマナーです。以前、もらった招待状で、
私の名前の漢字が間違って届いたことがあり、とても気分が悪かったです。

名前の漢字に自信がない場合、身近な人に確認するなどして、
誤字脱字がないようにすることが大切です。

ちょっとした気配りが大事

また、中には式場までの地図などを同封することも大切です。
もし駅が近くにあれば、マイクロバスの時間を記入することも大切です。
その際、よくありがちなのは、駅の出口を間違えるゲストがいて、
バスに間に合わなかったというケースです。

ですので、必ずどこの駅の何番出口のどの辺にいるバスに乗るのかも、
しっかり明記しておくことが大切です。

また、私の場合ですが、食事にアレルギーや嫌いなものがあっては困ると思い、
ゲストに食べられないものがあればお書きください、と一言添えて出しました。
すると、意外にもたくさんの人が素直に食べられないものを書いて返信して来ましたので、
式場に言って、その人だけ別のメニューに変えてもらうなどすることができました。

また、それに限らず、招待状にはできるだけ花嫁花婿、
それぞれが直筆でメッセージを書き込むことが大切だと思います。

招待状自体はあらかじめ印刷されたもので、誰でも同じものをもらうワケですが、
そこにゲストそれぞれのことを思って書いたメッセージを同封することで、
その人だけの招待状になります。

ゲストもきっともらって嬉しいですし、返信のハガキには、
必ず一言添えて返信してくれる人が多いので、お互い式を楽しみにすることができます。
結婚式の招待状とは、「心」を大切にすることだと思いますので、
それがマナーへつながっていくものだと私は思っています。

また、招待状は送られる側も送る側も、時間に余裕をもって送ったり返信することが大切です。
友達や近しい親戚なら、いついつに招待状を送ると前もって言っておくとスムーズですね。

ゲストは、招待状の出し忘れなどがないよう、招待状が届いたら
すぐに返信することを心掛けることも、最低限のマナーだと思います。
招待状は結婚式の最初の儀式です。どちらも思いやりと心配りをもって対応することが大切です。