気持ちが伝わる手作り招待状
最近は、自分で結婚式の招待状を手作りしたい!
と思う人も増えています。
なんと現代では7割の人が手作り派なのだとか。
それではどのように招待状を作成すればいいのでしょうか。
招待状は当日の2ヶ月前に送るのが一般的な目安のようです。
そこから逆算して準備を進めます。
まずは招待客を決めます。
招待状をお送りする前に、直接会ったり電話をかけたりして
出欠の確認を取っておきます。その後、招待状の数を決めます。
カップルや家族で招待するなら、連名で1通送ります。当然、
予想外のことも起きますので、予備も10部くらいは準備しておきます。
必要なもの
結婚式の招待状の「基本セット」は以下のものです。
・招待状(本文)
・返信用はがき(出席・欠席を知らせる)+切手
・会場案内
さらに、必要に応じて、スピーチをお願いしたりする人には別の依頼状、
当日、芳名帳の代わりに事前にお名前を書いてきてもらえる芳名カードなどを
入れることもあります。
そしてこれらカードのデザイン選び。お式や披露宴のテーマに沿ったカードや、
二人や二人の家族のエピソードが垣間見られるようなカードも素敵です。
最近は新婦がオリジナルのデコレーションすることも多いそうです。
文面を考えよう
次に文面。
モデルの文面はインターネットでたくさん探せますが、
基本的な構成というのがあります。
・頭語(「謹啓」)
・時候の挨拶
・招待の文面
・結語(「敬具」)
・差出日時
・差出人
・式日時
・場所(住所、電話、web)
・締め切り日
こういった構成にしたがって、心のこもった文面を考えます。
できれば、両家の両親にも目を通してもらったほうが確実でしょう。
言葉遣いの注意として、忌み言葉を使ってはいけないことは当然ですが、
句読点(、や。)も、文を「切る」といって縁起が悪いとされますので、
使いません。
段落の行頭も1文字開けてはいけません。
またこの他に、お式や披露宴がどのくらいフォーマルかにも寄りますが、
ドレスコードについて触れておいてもいいかもしれません。
カジュアルなお式や披露宴、またはとても暑いとき、寒いときには、
「なお 暑さ厳しき折 当日はぜひ平服でお越しくださいますようお願い申し上げます」
の一文を入れてもいいでしょう。
最終確認をしよう
文面が整ったら、封筒の宛名書き。ご招待客のお名前や住所に間違いがないように、
略字になっていないように、最低2人で、3回は確認してください。
宛名書きは正式には「筆耕」と呼ばれる専門の方に毛筆で書いてもらうものですが、
招待状のイメージと合わない、などの理由でペン書きや印刷にする人も多いそうです。
このあたりは招待状の文面同様、両家の両親とも相談したほうがいいでしょう。
差出人は、両家の親の名前で出すのがフォーマルです。
ただ最近は、当人の名前で出す人も増えてきたようです。
お式や披露宴の形式にもよりますが、ご親戚や上司には親の名前で、
当人たちの友人や知り合いには当人の名前で、分けて作成するというのも
一つの道かもしれません。
最後にカードセットをよく確認し、郵便局で重さを量ってもらい、
慶事用の切手を購入。返信用の切手も忘れずに貼りましょう。
そして投函!お疲れさまでした!